第5回本郷新記念札幌彫刻賞受賞作品決定
2026年11月6日(金)
第5回本郷新記念札幌彫刻賞受賞作品として、松岡圭介の「BABELE」が選ばれました。
受賞作品は、来年10月から札幌芸術の森美術館中庭に約3年間設置します。
合わせて、受賞記念展を来年10月から1月に本郷新記念札幌彫刻美術館にて開催します。
この賞は、公共空間の特定の場所を指定してプランを募集するという全国的にもユニークな賞で、2014年から始まりました。
全国に数多くの野外彫刻を残した本郷新の功績を記念するとともに、若手作家の育成を願った遺志を受け、50歳未満の若い彫刻家を対象としています。(主催:札幌市、本郷新記念札幌彫刻美術館)
■受賞作品
作家名︰松岡圭介 (宮城県仙台市在住、46歳)
作品名︰BABELE
素 材:土(陶・テラコッタ)
サイズ:高さ270×幅200×奥行270cm
■作品コンセプト
「BABELE」 は、旧約聖書に登場する「バベルの塔」 を表すイタリア語である。
本作は、ローマ滞在中に出会った黒人難民をモチーフに、頭部の鼻から上の部分を 「バベルの塔」 に見立て、土(陶·テラコッタ)を素材に制作する。
素焼きの土の耐久性は決して永久的ではなく、札幌の雪や凍結による影響も多大に受けるだろうと想像する。しかし、予期せぬ破損や欠落すらも作品にとって必然的な要素となり、新たな「彫刻」の姿を現してくれることを大いに期待している。



