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月桂樹を中心に舞う「雪華の像」 札幌の自然と冬のオリンピックを称える女神 |
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「雪華の像」は、札幌冬季オリンピックモニュメントとして1971年真駒内屋外スピードスケート場前に設置された。この作品は、北海道出身で東京在住の実業家を中心につくった北海道倶楽部から、札幌冬季オリンピック開催を記念して、北海道に寄贈された作品である。 依頼を受けた本郷は、作品とともに台座の形に注目した。冬季オリンピックにふさわしく、台座を雪で銀色に輝く山をイメージして緩やかなスロープをつけ見上げるような12メートルの高さにした。台座の上には、2人の女神が天空から舞い降り、オリンピックを祝福するように躍動的なポーズをしている。スポーツの栄光を象徴させた二人の女神は、向かい合い、右手を高く天に振り上げ、左手に金色に輝く月桂樹の小枝を捧げもっている。金色の月桂樹を強調するために、作品の色は浅緑色にした。 高い位置にある「雪華の像」は、常に強い風を受ける。そこで、二人で持つ月桂樹の小枝を風で動くようにした。 本郷は、風という自然環境とスポーツの祭典オリンピックという、環境とテーマを融合して作品を制作したのである。過去から現在、未来へと続く普遍性を二人の女神に託した「雪華の像」は、私たちに札幌冬季オリンピックの記憶を永遠に残してくれた。(2004年10月1日 札幌彫刻美術館 学芸員 井上みどり) 花束と雪華の像までのアクセス |
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