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■館長あいさつ
札幌彫刻美術館 館長 川合悌一
美術館へどうぞ
・・・・・・今、札幌は、百花繚乱の季節といってよいのだろう。桜・れんぎょう・梅・チューリップに続いて美術館の周辺のお宅の庭は、しゃくなげやつつじが盛りを迎えている。ここ札幌彫刻美術館から四方を見回すと東に円山と大都市札幌の中心部が望まれ、南には大倉山ジャンプ台、西に三角山と自然環境に恵まれた閑静な住宅街に位置しており、周辺を散策するだけでも癒される街である。
(6月の原稿より抜粋)
美術に関してはそこそこ興味があり、美術教師になりたいと考えた時期もありましたが、開館してまもなく数度しか訪れたことのないこの美術館に20数年後に勤めることになろうとは思いもよりませんでした。
さて、博物館や美術館を訪れる人々が全国的に減少を続けている状況にありますが、札幌彫刻美術館の今後の運営の重点を次の三点にしぼって進めていきたいと考えています。
1. 一人でも多くの市民の来館を願い、幅広い広報活動を展開する。特に、小中学生の現地学習・総合の学習・フィールドワークやPTAの社会部や家庭教育学級の研修の場としての活用である。また、お年寄りや障がいのある方々も積極的に受け入れる。
2.従来より行われている本館独自の取組みで根強い人気のある『散策と美術館鑑賞の会』(円山・大倉山・三角山散策との組み合わせ)や児童生徒、一般の方への教育普及事業(彫刻巡り・造形教室)など、参加型の行事の充実を図る。
3.市民、地域の方々に愛されるあったかい彫刻美術館運営を大切にしたい。具体的に町内会や地域有志の協力による彫刻美術館を中心にした行事の開催などである。
新年度(2007年4月1日)からは、札幌彫刻美術館すべてが、財団より札幌市に寄贈され、『本郷新記念札幌彫刻美術館』と改称、札幌芸術文化財団と統合、札幌市の指定管理を受けることになります。
新たなる出発を機に札幌市民はもちろんのこと全国そして世界の人々に一人でも多く来館を頂き、本郷新の魂が刻み込まれた彫刻、ヒューマニティー溢れる作品に触れ、今、そして未来を生きる元気を感じて頂くことを願い職員一同一層の努力を続けていきたいを決意をしているところです。
アトリエの窓から見える『わだつみのこえ』の肩に雪が静かに降り積もっています。
就任期間:平成18年4月1日〜平成21年3月31日 |