踊る女

顔を右に向け、ひざを曲げた上体や腕の形からは、今にもブロンズが踊りだしそうな、躍動感を感じさせる作品です。踊る女の肉体には、集中力と緊張感があり、本郷が体の動作の瞬間をとらえようとしたことがうかがえます。